重いグリーンでショートを繰り返していませんか?
いつもよりグリーンが重い日。
しっかり打ったつもりなのにカップまで届かず、
「またショートした……」
という経験はありませんか?
特にロングパットでは、ファーストパットを大きくショートすると、そこからもう一度長いパットが残ってしまいます。
結果として3パットにつながり、スコアを崩してしまうことも。
今回の動画では、重いグリーンで3パットを防ぐために、どのように距離感を考えればよいのかを解説しています。
重いグリーンではボールが思ったより転がらない
グリーンの速さは、ゴルフ場や季節、天候などによって変わります。
特に雨の影響や芝の状態などによってグリーンが重くなっていると、普段と同じ感覚でストロークしてもボールは思ったほど転がりません。
そこで、
「今日は重いから、いつもよりしっかり打とう」
と考えることは大切です。
しかし、それだけでは3パット対策として十分ではありません。
重要なのは、ファーストパットをどこまで運ぶのかという考え方です。
3パットを防ぐなら「次の1打」を考える
ロングパットになると、
「このパットを入れたい」
と考えてしまいます。
もちろん入れば最高ですが、距離が長くなればなるほど、1パットで入れる確率は低くなります。
そこで優先したいのが、
「次のパットを確実に入れられる距離へ運ぶ」
という考え方です。
ファーストパットの目的を「入れる」だけにせず、
「2パットで上がれる場所へボールを運ぶ」
と考えることで、距離感に対する意識も変わってきます。
大きくショートするのが一番もったいない
重いグリーンで特に避けたいのが、ファーストパットの大ショートです。
例えば長いパットを打って、カップまでかなりの距離を残してしまえば、セカンドパットも難しいパットになります。
そこでまたショートしたり、今度は強く打ちすぎたりすると、簡単に3パットになってしまいます。
重いグリーンでは、
「届かせる意識をいつもより強く持つ」
ことが重要です。
ただし、闇雲に強く打つという意味ではありません。
カップ周辺までしっかりボールを運び、次のパットを打ちやすくすることが目的です。
カップではなく「OKゾーン」をイメージする
ロングパットでは、カップだけを一点で狙うのではなく、カップの周囲に大きな円をイメージしてみましょう。
その円の中へファーストパットを運ぶことができれば、次のパットがかなり楽になります。
つまり狙うのは、
「カップ」ではなく「次を入れられるOKゾーン」
です。
この考え方を持つと、
「絶対に入れなければ」
というプレッシャーも減り、距離感に集中しやすくなります。
ラインよりも、まず距離感
もちろんパッティングではラインを読むことも大切です。
しかし、長いパットでは数十センチ左右にずれることより、何メートルもショート・オーバーする方が3パットにつながりやすくなります。
特に重いグリーンでは、
「どのくらい曲がるか」だけでなく「どこまで転がすか」
をしっかりイメージしましょう。
ロングパットでは、方向性以上に距離感を優先して考えることが3パット防止につながります。
スタート前にグリーンの重さを確認しよう
重いグリーンへの対応は、ラウンドが始まってから考えるのではなく、スタート前から準備できます。
練習グリーンでは、カップへ入れる練習だけではなく、
・長い距離を打ってみる
・どのくらいの振り幅でどこまで転がるか確認する
・普段よりどの程度強く打つ必要があるか確認する
といった距離感のチェックをしておきましょう。
以前ご紹介した「歩測」と組み合わせるのもおすすめです。
「10歩ならこの振り幅」 といった自分の基準と、その日のグリーンの速さを照らし合わせておけば、ラウンド中の距離感も合わせやすくなります。
3パットを減らすことも立派なスコアメイク
パッティングというと、どうしても
「何個バーディーパットを入れたか」
「何メートルのパットを決めたか」
に注目しがちです。
しかし、スコアを安定させるうえでは、
「3パットを何回防げたか」
も非常に重要です。
難しいロングパットを無理に入れようとせず、ファーストパットで次に入れられる場所まで運ぶ。
これも立派なコースマネジメントです。
まとめ
重いグリーンで3パットを防ぐためには、単純に「強く打つ」だけではなく、ファーストパットの目的を明確にすることが大切です。
ポイントは、
・重いグリーンでは普段よりボールが転がらないことを理解する
・ファーストパットを大きくショートさせない
・「入れる」より「2パットで上がる」と考える
・カップ周辺に次を入れられるOKゾーンをイメージする
・ロングパットでは距離感を特に重視する
・スタート前に練習グリーンで速さを確認する
ことです。
ロングパットが残ったときこそ、
「入れなければ」ではなく「次をどこから打ちたいか」
を考えてみてください。
その考え方が、3パットを減らしてスコアをまとめることにつながります。
今回ご紹介した内容は、Instagramの動画で、実際の重いグリーンでパッティングしながら3パットを防ぐ考え方を解説しています。
動画では、
・重いグリーンでどのくらいしっかり打つのか
・ファーストパットをどこまで運びたいのか
・3パットを防ぐために何を意識するのか
を、実際のグリーン上で確認できます。
パターの距離感は、文章だけでなく、実際のボールの転がりを見ることでよりイメージしやすくなります。